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The World's Oldest Diamond Company
洗練された英国スタイルで、熱狂する。
バックス & ストラウスは、1789年創業の
世界で最も古いダイヤモンドメゾンです。
世界初の超複雑機構や新案特許で知られた
フランク ミュラー ウォッチランドと手を携え、
希少なダイヤモンドのためにデザインした、
究極のダイヤモンドウォッチを手掛けています。
バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、英国が、繁栄するための礎としたロンドンの景観と街並みを発想の源としています。おかげで、ダイヤモンドのためにデザインし、製作したコレクションは、真にラグジュアリーなダイヤモンドウォッチとなっているのです。バックス & ストラウスが、ここまで英国に傾倒し、大切なテーマとして真摯に取り組んできたのには、とても大切な理由があります。それは、世界で最も古いダイヤモンドメゾンとして、ロンドンの中心部に拠点を置き、200年以上もの永きにわたり、ダイヤモンドビジネスを貫いてきたという実績と誇りがあるためです。
近代スポーツの礎を築いたのは、紛れもなく英国である、という説が有力です。闘争心の強い英国人は、遊びに過ぎなかった競い合いなどを、巧みにスポーツ化してしまう才能を持ち合わせています。感心させられるのは、ルールづくりです。上手く練り上げられたルールによって見事にスポーツ化された競い合いは、参加しても、観戦しても面白く、世界中に広まっていく重要なポイントとなっているのです。一般に知られているのは、ラグビーであり、サッカーですが、モータースポーツもそうです。自動車による単純な競争が、厳格かつ有効なルールをつくり上げることでスポーツとして確立され、闘うスタイルを研ぎ澄ませ、英国紳士の嗜みでもあるマナーを尊重することで洗練されていきました。モータースポーツの発祥は英国ではありませんが、洗練された英国流が、世界中に浸透していったのです。
モータースポーツ好きならば、『グッドウッド』という言葉には聞き覚えがあると思います。グッドウッドとは、英国南部のサセックス州にある場所の名ですが、このグッドウッドで開催されるモータースポーツ イベントが、とても興味深いのです。メインとなる会場は、英国貴族の私有地です。貴族の名は、第11代リッチモンド公爵と呼ばれるチャールズ マーチ卿。公爵の私有地は、およそ12,000エーカー(東京ドーム1000個分以上)と言われ、この広大な私有地には、カントリーハウスを中心に、サーキットばかりか、空港、競馬場、ゴルフコース、そして、リゾートホテルなどまで点在しているのです。公爵は、自身も熱心なレース愛好家であり、祖父が建設した著名なサーキットを復活させ、広大な私有地全体を開放し、旧き良き時代のレーシングマシンのスタイリングや存在感などまでを満喫できるイベントとして開催しているのです。
実は、公爵が自らの私有地で開催する『グッドウッド』と呼ぶモータースポーツ イベントには、2つあります。ひとつは、毎年、6月下旬か、または7月に開催される『グッドウッド フェスティバル オブ スピード』。ヒストリックなレーシングカーをフィーチャーし、カントリーハウス前のメイン会場には、20世紀初頭のクラシックカーから最新鋭のF1マシンまで多数が展示されます。また、専門のパーツショップ、モデルカーショップや書店などが出店し、ヴィンテージカーのオークションやコンクールなども開催。イベントのハイライトは、新旧のレーシングカーが疾走するヒルクライムで、カントリーハウス周辺の庭園や牧草地を抜ける細い私道を、1台ずつ、エグゾーストノートを響かせながらタイムアタックしていきます。
もうひとつは、毎年、9月に開催される『グッドウッド リバイバル』。1948年の開設から1966年に閉鎖されてしまうまでの間、サーキットで活躍した自動車やモーターサイクル、そして、往年の著名なドライバーまでもが集結し、ほとんど手を加えることなく、当時のままのスペックでサーキットを走るリバイバル レース イベントです。イベントに集まってくる観客たちまでもが、当時のファッションでレースを観戦するのが決まりとなっています。
The Berkeley Emperor Brilliant Tourbillon
バークレー エンペラー ブリリアント トゥールビヨンは、バックス & ストラウスが初めて手掛けるスケルトン トゥールビヨンを搭載した手巻き式のダイヤモンドウォッチです。トゥールビヨンそのものは、“アイデアル カット”を施したダイヤモンドの特徴的なモチーフとして知られる、“アロー”をイメージした特別なケージに収めています。ご存知のように、“アイデアル カット”とは、ラウンドブリリアント カットの理想的なプロポーションであり、バックス & ストラウスが手掛けるダイヤモンドの象徴です。さらに、トゥールビヨンを収めているケージは、60秒ごとに1回転し、ムーブメントは、文字盤上の1時、3時、5時、7時、9時、11 時という、それぞれの位置で輝きを放つ、特別にカットしたテーパーダイヤモンドの柱にセット。ケースと同じデザインとなっている、中央に配置したインナーフレームには、豪奢な“バゲットカット”ダイヤモンドをセッティングしています。ムーブメントの持続時間は、およそ72時間。ダイヤモンド トゥールビヨン ウォッチを製作するというバックス & ストラウスによる積極的な姿勢は、ダイヤモンドとフランク ミュラー ウォッチランドという、それぞれのクラフツマンたちによる精緻なものづくりへの頑ななまでの情熱が合わさり、最高傑作を生み出すための最高技術が結晶した結果だといえます。