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自然を愛でる、英国人の気質。

自然を愛でる、英国人の気質。

自然との対話を積極的に続ける英国人は、緑豊かな自然を愛し、歴史的な遺産をも大切にします。
英国の歴史的な遺産から発想した、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチです。


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緑豊かな起伏が続くカントリーサイドとともに、そのカントリーサイドを描いたような庭園を構築し、ガーデニングを愛する英国の人々。彼らは、いつの時代にも自然との対話を心掛けながら、大英帝国として大きく発展し、栄華を極めてきたのです。やがて、この繁栄とともに築きあげ、整備していったロンドンの街並みや、その街並みによって積み上げられていった惚れ惚れとしてしまう景観を随所に遺しました。そして、この歴史的な遺産はすべて、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチを発想するための源となっているのです。

なぜ、バックス & ストラウスは、徹底して英国とロンドンに傾倒し、ダイヤモンドウォッチのためのテーマとして、真摯に取り組んできたのか。そこには、世界最古のダイヤモンドメゾンとして、世界でも有数の宝石商だけが集まるロンドン中心部に拠点を置き、永い間、ダイヤモンド ビジネスを貫いてきたという実績があり、さらに、世界中を相手にしてきたという自負もあります。ロンドンを拠点と定めた19世紀初頭には、英国の首都は、世界でも名だたる活気あふれる国際都市として躍動していました。英国の誇る伝統や文化に敬意を表し、また、ロンドンの景観や街づくりへの愛を深めてきたのは、ごく自然の流れであり、ダイヤモンド ビジネスはもちろん、ジュエリーなどを創作するための情熱をも研ぎ澄ませてきたわけです。

ロンドンには、数多くの素晴らしい広場があることでも知られています。なかでも、歴史的な魅力を備えた広場を代表するのが、バークレー スクエア。そして、この広場から着想を得て誕生したのが、バークレー コレクションです。エレガントで賑やかな、メイフェアの中心部に位置する庭園でもあるバークレー スクエアは、パラディオと呼ばれる建築様式を実践した建築家であり、景観設計家としても著名なウィリアム ケントによって、18世紀に手掛けられました。

ロンドンを中心に活動した建築家には、19世紀初頭に頭角を現したジョン ナッシュがいます。調和のとれた、大胆な楕円のプロポーションが魅力を放つリージェント コレクションは、宮廷都市計画家としても著名であったジョン ナッシュが、公園を中核にして手掛けた邸宅街からインスピレーションを受けています。このジョン ナッシュによる広大な都市計画は、当時、ジョージ3世の摂政を務め、後にジョージ4世として即位したリージェント王子より命を受けたもので、ロンドンを代表する歴史的な遺産として遺っています。

英国式の庭園を眺めていると、どこか英国特有のカントリーサイドを想起させます。緑豊かな濃淡が織り成す広がりが、緩やかな起伏とともに展開する英国のカントリーサイドでは、見渡す限り英国らしい田園風景を満喫することができます。心温まる田園風景を自宅の庭などに再現し、できるだけ積極的に自然との対話を試みたいというのが、英国式の庭園ではないでしょうか。カントリーサイドの景観をそのまま、風景画のキャンバスに写し、庭園に描いたのです。徹底してつくり込まれ、整えられた、フランス式の庭園とは対照的です。英国式の庭園は、18世紀初頭、産業革命による工業化とともに変化してしまった都市環境を改善するため、普及したとも伝えられています。庭園を愛する文化は、英国人にとっては大切なアイデンティティであり、現代の英国人にもしっかりと受け継がれ、根づいてさえいます。

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英国式の庭園を自ら構築していくため、英国人は、ガーデニング/庭づくりにも目覚めていきます。英国が海外へ進出し、大英帝国として繁栄していき、やがて、世界各地に植民地を増やし、その影響力を拡大していくのと同時に、英国式のガーデニングも発展しました。なぜ、ガーデニングと植民地が関係あるのか。実は、植民地を増やしていったことで、英国に運び込まれる海外産植物の種類も増え、海外産植物の人気が、ガーデニングにブームをもたらしたとされています。背景には、もともと英国に自生していた固有の植物が少なく、およそ200種ほどしか存在していなかったという事実があるようです。そのため、英国が海外に進出する機会を増やしていく16世紀以降になると、とくに熱帯や亜熱帯、地中海性気候の地域など、植生の豊かさを見聞きするたびに強い憧れを抱くようになったのです。同時に、英国内での海外産植物の栽培を奨励するため、植物園の開設が続き、鑑賞するための植物栽培が盛んになっていったとも伝えられています。

庭園を鑑賞することはもちろんですが、ガーデニングにも関心の高い英国ですから、王立園芸協会/Royal Horticultural Societyの存在も意義が深く、同時に、とても身近です。1804年、ロンドンに創設された王立園芸協会は、ガーデニングや園芸の奨励などを目的として設立されましたが、すでに200年以上も運営され、現在では、著名なフラワーショーの定期的な開催、協会の名称を冠したモデルガーデンの一般公開などが、主な活動として知られています。このモデルガーデンですが、英国内に4箇所を所有し、さらに、もう1箇所オープンする予定もあるようです。もちろん、各会員への個別サービスも、きめ細かく充実しています。たとえば、会員になれば、ガーデニングや園芸を学んで資格を取得できるコースとか、また、この協会が発行する機関誌は、1866年の発刊以来、豊富な情報や美しい装丁など、とても大切な情報源として評価されています。さて、王立園芸協会が主催するフラワーショーも、英国国内の各地で開催され、そのクオリティーの高さには定評があります。なかでも、ロンドン市内にある王立病院が舞台となるチェルシー フラワー ショーは、1913年から続けられる英国最古のショーで、エリザベス女王をはじめ、ロイヤルファミリーのお気に入りイベントのひとつとしても知られています。

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MASTERS OF DIAMONDS SINCE 1789

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Planning of a Diamond

バックス & ストラウスでは、天然で高品質であることはもちろん、とても希少なダイヤモンドだけをダイヤモンドウォッチにセットしています。なぜ、そこまで希少なダイヤモンドにこだわるのか。もちろん、世界で最も古いダイヤモンドメゾンとしての誇りがあります。そこで、ダイヤモンドが地球内部で生み出されてから、ダイヤモンドウォッチとして誕生するまで、シリーズで分かりやすくお伝えしています。前回までは、地球の奥深くで形成されたダイヤモンド原石が、火山岩によって地表近くまで運ばれ、発掘され、採掘され、膨大な火山岩のなかから選別され、査定されるまでの物語でした。しかし、気の遠くなるような物語には、まだまだ続きがあります。

物語の第5話は、「ダイヤモンドのプランニング」です。プランニングとは、一般的には、計画を立てることですが、「ダイヤモンドのプランニング」とは、どういった意味なのでしょう。この場合は、ダイヤモンドの将来に夢を膨らませながら、あれこれ考えを巡らすことです。徹底して研磨し、煌めくようなファセット/切子面をもつ魅力的なダイヤモンドに仕上げる前の原石は、とても不思議な存在です。将来性のある原石が、どのようにカットされ、どのようなタイプのダイヤモンドウォッチにセットされるのか。この後に続く過程は、膨らんだ夢の大きさに比例し、とても刺激的で、膨大な時間を必要とする複雑な過程になることも間違いないのです。

昔々、現代のような科学的な機器がなかった頃には、ダイヤモンド原石の鑑定と選別が終わると、熟練したダイヤモンドの専門家たちが、何日間もかけてチェックし、最高のダイヤモンドが、できるだけ多く原石から彫り出せるよう計算したのです。しかし、決して正確ではありませんでした。計算ミスにより、数十万ポンドもの損失につながったり、原石が秘めている資質を永遠に見失い、取り返せなくなるようなこともありました。残念ながら、完璧なプランニング作業のできる現代でも、品質の高いダイヤモンドが手に入らなくなる危険性は残されています。

現代では、特殊な解析装置によって、ダイヤモンドのプランニングを行います。もちろん、チェックポイントは昔と同じです。プランニングは、高品質のダイヤモンドをできるだけ多く、ダイヤモンドに含まれてはいけない内包物を避け、しかも、その時代に人気のあるプロポーションのダイヤモンドを掘り出すために行います。ただし、バックス & ストラウスにとっては、ダイヤモンドウォッチにセットする無色のラウンドシェイプ ダイヤモンドについては、どんなに小さな石でも“アイデアル カット”を施したものだけを使用するので、この話しは無縁です。

高品質のダイヤモンドを手に入れるためには、プランニングの重要性は計り知れません。ダイヤモンドのプランニングで、もっとも重要なことは、可能な限り大きく、プロポーションが良く、しかも、クラリティの高いダイヤモンドを原石から掘り出すことです。ハイテクによる解析装置を駆使すれば、効率的にダイヤモンド原石の内部を走査/スキャンし、不純物を見つけて位置を特定し、高品質のダイヤモンドとしての資質を満たすプロポーションはもちろん、ダイヤモンド内部に取り込まれた光が最大に反射するためのファセットの角度まで提案してくれます。さらに、この解析装置は、ガイドとなる正確な計測値を提示した後、3Dモデルを作成し、プランニングのための複雑かつ重要なプロセスまでサポート。プランが確定し、原石を切断するソーイング作業によってダイヤモンドのプロポーションを整える準備ができたら、もう運命は変えられません。ダイヤモンドの針路が決まれば、いよいよ、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチも、製作開始の合図を迎えることになります。

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BACKES & STRAUSS
 
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