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真髄を求める、英国の正統。

英国気質が生み出す、
創造力。

英国の文化資産は、ロイヤルも、多くの国民も、
ともに手を携え、創造してきました。
この英国特有の気質は、頑固な一面を持ちつつ、
丁寧なクラフツマンシップにまで通じています。


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バックス & ストラウスには、完成度の高いジュエリーデザインを実現していくための、希少で、膨大なアーカイブコレクションが遺されています。ヴィクトリア コレクションは、この膨大なコレクションのなかから、とくに英国が栄華を誇ったヴィクトリア朝と呼ばれる時代のジュエリーデザインに着想を得ながら、新たな意匠を追求し、究極の技量をもつクラフツマンが手作業で仕上げたダイヤモンドウォッチです。ヴィクトリア朝とは、ヴィクトリア女王が英国を統治していた1837年から1901年までの時代で、当時の英国は、産業革命によって経済が発展し、おかげで、文化も華開き、魅力的なジュエリーデザインが数多く発表されています。また、この時代には、幾つかのダイヤモンド鉱山が発見され、18歳という若さで女王に即位したヴィクトリア女王ご自身も、こよなくジュエリーを愛し、ダイヤモンドを寵愛したとも伝えられています。

ヴィクトリア コレクションを見守る紳士の手首にあるのは、リージェント コレクション。大胆な楕円のプロポーションは、リージェント ストリート、リージェンツ パーク、セント ジェームズ パークを含む、ロンドンの都市計画による邸宅街からインスピレーションを受けています。この計画は、後にジョージ4世として即位したリージェント王子より命を受け、建築家であり、宮廷都市計画家としても知られたジョン ナッシュが手掛けました。

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可憐なデザインで、多くの女性たちから支持されるヴィクトリア コレクション。レディ ヴィクトリアは、小振りなケースと、ダイヤモンドをセットした連なるハートによる華やかなブレスレットが特徴のダイヤモンドウォッチです。連なるハートのブレスレットは、ヴィクトリア女王が、夫君アルバート公に捧げた愛のように、永遠に続く絆を象徴しています。使用するダイヤモンドには、ラウンドブリリアントカットの理想的なプロポーションである“アイデアル カット”が施してあり、たとえば、華やかなパーティの1シーンなど、グラスを持った女性の手首をいっそう引き立てます。

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英国ほど、演目を満喫するための劇場が多い国はない、と言われています。背景には、劇場そのものを愛する英国人も多く、世界的にも知られた劇場として、英国政府が出資する著名な三大舞台芸術劇場があります。筆頭は、ロンドンのコヴェント ガーデンにあるロイヤル オペラ ハウス。現在は、改修された3代目の施設ですが、初代は、シアター ロイヤルと呼ばれ、1732年にはオペラを初演しています。続く三大舞台芸術劇場のひとつが、ローレンス オリビエが初代芸術監督を務めたロイヤル ナショナル シアターです。また、ロンドンを離れますが、シェイクスピアの生地であるストラトフォード=アポン=エイヴォンに、三大舞台芸術劇場のひとつであるロイヤル シェイクスピア シアターがあります。

英国の劇場や演目は、決して歴史的に由緒あるものだけではありません。300年近く前、1728年まで遡りますが、当時、ロンドンで初演された音楽劇『ベガーズ オペラ』は、世界初のミュージカルだと伝えられています。この物語は、一種の風刺劇のような構成で、初演されると瞬く間にロンドンっ子たちを魅了してしまい、一大ブームを引き起こしたのです。しかも、この音楽劇は、現在でも再演が続くロングランであり、日本でも、日本人キャストで上演されました。これほどまでに劇場や演目に奥深い歴史をもつ英国は、現在でも、さまざまな名作や人気作品を上演し続け、アメリカとともに世界のミュージカル シーンを牽引しています。たとえば、『キャッツ』、『レ ミゼラブル』、『メリー ポピンズ』、『オペラ座の怪人』など、ミュージカル ファンならずとも名高いタイトル揃いですが、すべて初演はロンドンでした。なかでも、ハー マジェスティ シアターで上演されてきた『オペラ座の怪人』は、1986年に初演されて以来、30年以上ものロングランを続けてきた実績があります。英国での観劇は、社交の手段でもあります。観劇前に、あるいは幕間に、同行した方とバーへ移動し、ワイングラスでも傾けながら演目について語り合い、愉しむのも英国流です。

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CRAFTSMANSHIP

バックス & ストラウスは、英国で誕生したダイヤモンドメゾンです。頑ななまでに、英国やロンドンを愛し、尊ぶ気持ちがあります。この想いを伝えていくため、ダイヤモンドウォッチを発想する源に、原則として、大英帝国が繁栄する礎となった都市の景観や街並みを積極的に採り入れています。英国への強い想いは、英国気質が生みだす創造力にも着目しています。“ビスポーク”という言葉を、ご存じでしょうか。“ビスポーク”とは、身体に合わせてスーツを仕立てる、英国ならではのスタイルであり、大切な創造する力であり、文化ですらあります。スーツをオーダーした人がテーラーと対話し、話しを聞かれながら、つまり、be spokeされながら、仕立てていくことを意味しています。テーラーは、オーダーした人の個性、ライフスタイル、趣味、特技などまで聞き出し、その人物を際立たせるスーツなどのスタイルやディテールを提案するのです。

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言葉を換えれば、“ビスポーク”とは、注文服を誂えることです。ただし、注文服を誂えるという感覚ながら、“ビスポーク”と呼ばれる英国のテーラーが誂える服の完成度は、クラフツマンと呼ぶべき職人による、丁寧な手仕事の印象が強く、クラフツマンシップに溢れた仕事振りをも感じとることができます。つまり、顧客の体型や身体の動きに合わせて採寸し、採寸した寸法から型紙をおこし、生地を裁断し、縫製するのですが、ほぼすべての工程が手仕事によるものです。なぜ、英国では、“ビスポーク”による丁寧な仕事が求められ、尊ばれたのか。

ここで、一人の英国人に注目したいと思います。ダンディズムの祖として名高い、ボー ブランメルこと、ジョー ブライアン ブランメルです。彼は、19世紀初頭、その身なり、佇まい、エレガントさにより、後にジョージ4世として即位したリージェント王子に見いだされ、英国の社交界にデビューしました。当時の社交界で一般的であったと想像される派手で豪奢な装いを否定した彼は、奇をてらわないシンプルなスタイルに徹しました。しかも、最高の素材を吟味し、着こなしのために体型を維持し、自身の体型にフィットした仕立てにもこだわりました。ボー ブランメルの信奉者であり、庇護者であり、同時にライバルでもあったジョージ4世は、彼に嫉妬してしまったとも伝えられています。“ビスポーク”が、彼の思想やスタイルを受け継いでいるという史実はありませんが、そこには、英国気質が生み出す、互いに共通する崇高な創造力を感じます。

バックス & ストラウスは、“ビスポーク”の精神を大切にしています。真のラグジュアリーを追求するのであれば、カスタムメイドかもしれません。しかし、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、丁寧に、少しだけ創られています。手掛けるものすべてがスペシャルな存在であり、真摯で淀みのないタイムピースとして仕上げられています。

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BACKES & STRAUSS
 
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