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厳然と、
英国流ライフスタイル。
英国人はスポーツ好きで、プレイでも観戦でも、夢中になります。近代スポーツの礎を築いたのは、紛れもなく英国、という説が有力です。たとえば、ウィンブルドンで開催される全英オープン。芝のコート、出場選手の白いウェア、観戦者のドレスコードなどまで、厳然と英国流です。
ロンドンには、数多くの素晴らしい広場があることで知られています。なかでも、歴史的な魅力を備えた広場のひとつが、バークレー スクエア。そして、この広場から着想を得て誕生したのが、バークレー コレクションです。エレガントで賑やかな、メイフェアの中心部に位置する庭園でもあるバークレー スクエアは、パラディオと呼ばれる建築様式を実践した建築家であり、景観設計家としても著名なウィリアム ケントによって、18世紀に手掛けられました。実は、この広場は、バックス & ストラウスにとっても特別な想いがあります。それは、同社の創業年と同じ1789年に植えられたという、ロンドンで最も古いプラタナスの木が植えられていることです。
バークレー ジョンブルは、英国を愛するが故の、遊び心に溢れています。それは、バックス & ストラウスが、ロンドンでも有数の宝石商だけが集まるハットンガーデンの中心部にオフィスを設立してから、2世紀以上もの時を経てきたこととも密接に関係しています。ご覧のように、さまざまなカラットサイズのダイヤモンドが、シンプルなスクエアのケースに収められ、スタイリッシュなダイヤモンドウォッチとしてデザインされています。しかも、英国の象徴をモチーフにした特徴的なカスタムウォッチは、これまで手掛けられた腕時計のなかでも、ひときわ個性的なダイヤモンドウォッチであることも間違いありません。
バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、大英帝国が繁栄するための礎となった都市の景観と街並みを発想の源としています。しかも、腕時計のデザインと製作を手がけているのは、現代の天才時計師と讃えられるフランク ミュラー率いる、フランク ミュラー ウォッチランド。ダイヤモンドのためにデザインされ、製作されたコレクションは、真にラグジュアリーなダイヤモンドウォッチを誕生させたのです。
バークレー エンペラー ブリリアント トゥールビヨンは、バックス & ストラウス初のスケルトン トゥールビヨンを搭載した手巻き式腕時計の最高傑作。ダイヤモンド トゥールビヨン ウォッチを製作するという同社の試みは、ダイヤモンドとウォッチランド、それぞれの匠による物づくりへの情熱が合わさった、精緻な技術の結晶ではないでしょうか。トゥールビヨンは、同社ダイヤモンドの象徴でもあるアイデアル カットによる “アロー”を特別なケージの中に納めています。トゥールビヨンを収納するケージは、60秒ごとに1回転し、1、3、 5、 7、 9、 11 時位置のテーパーダイヤモンドの柱にセットされ、中央に装着したフレームには豪奢なバゲットカットダイヤモンドが配されています。ムーブメントの持続時間は、約72時間です。
世界で最も古いダイヤモンドメゾンと称されるバックス & ストラウスは、フランス革命が起きた1789年に創業。その後、1814年には、ロンドンでも有数の宝石商だけが集まるハットンガーデンに拠点を置き、1880年代初頭には、社屋を建てたのです。1888年からは、扱いをダイヤモンドに特化し、最高級ダイヤモンドを意味する、Master of Diamondの名に違わぬクオリティを追求しています。
ロンドンの大英帝国博物館にアーカイブが保存され、今なお、その功績が伝えられているバックス & ストラウス。20世紀になり、アフリカで大きなダイヤモンド鉱床が発見されると、複数のシンジケートが創立され、ダイヤモンドがビジネスとして確立されました。同社でも、ヨーロッパ、中東などはもちろん、日本やシンガポールなど、アジア各国へもビジネスの網を拡大したことが記録されています。
ダイヤモンドのクラウンの上方からは8本のアローが、パビリオンの下方からは8個のハートの「ハート&アロー」模様を見ることができるのが、バックス & ストラウスの証。このダイヤモンドに、建築物や文から得た繊細なインスピレーションを添え、ダイヤモンドウォッチが誕生します。