BACKES & STRAUSS

BACKES
&
STRAUSS

THE SPLENDOUR OF VICTORIA

英国のヘリテージ、華麗なるヴィクトリア

 
世界で最古のダイヤモンドメゾンであるバックス & ストラウス。
 1789年に創業し、ロンドンの宝石取引の中心地、ハットンガーデンに拠点を開設したのは1814年のこと。
 当時からメゾンは、最高級のダイヤモンドを扱う “Masters of Diamonds”と呼ばれていました。
 半世紀近くメゾンに携わり、今日のバックス & ストラウスを率いるCEOのヴァルケス カナジャンが、
 華やかなりし19世紀の英国とメゾンの歩みを振り返ります。  

THE SPLENDOUR OF VICTORIA

英国のヘリテージ、華麗なるヴィクトリア
世界で最古のダイヤモンドメゾンであるバックス & ストラウス。1789年に創業し、ロンドンの宝石取引の中心地、ハットンガーデンに拠点を開設したのは1814年のこと。当時からメゾンは、最高級のダイヤモンドを扱う “Masters of Diamonds”と呼ばれていました。半世紀近くメゾンに携わり、今日のバックス & ストラウスを率いるCEOのヴァルケス カナジャンが、華やかなりし19世紀の英国とメゾンの歩みを振り返ります。
「私たちは英国を愛し、英国とともに歴史を紡いできました。世界で初めて開催された万博といえば、1851年のロンドン万国博覧会。ロンドン万博では、宝飾品が存在感を発揮し、重要な地位を占めていたことをご存じでしょうか。メゾンが手がけたジュエリー作品は、博覧会の公式図録で2ページにわたって紹介されたほど、私たちは著名な出展者として注目を集めました。なかでも出品作品のひとつ、古代オリエントの彫刻に着想したアッシリア様式のブレスレットは、今でもロンドンにある大英博物館に収蔵され、メゾンの功績を伝えています」
万博当時は、1837年から1901年まで63年余りに及ぶ ヴィクトリア女王の治世の只中にあり、英国が“黄金期”と称される繁栄を謳歌していた時代でした。ヴィクトリア朝と呼ばれるこの時代、産業革命を背景に経済は飛躍的な成長を遂げ、英国固有の華麗な伝統と文化が大きく花開きます。富裕層の拡大は宝飾品への需要を押し上げ、ジュエリーは単なる装身具にとどまらず、芸術品としての価値を伴う文化として、洗練を重ねながら豊かに発展していきました。
「ヴィクトリア朝初期は、18歳で即位したヴィクトリア女王がアルバート公と婚約・結婚した、ひときわロマンティックな時代。仲睦まじく9人の子宝にも恵まれた若き女王夫妻の愛の物語は、ジュエリースタイルにも変化をもたらしました。女王が植物を好んだことから、花や葉といった自然モチーフが広く親しまれるようになり、さらにハートや矢、ラブノット(結び目)など、幸運や愛する人への想いを込めたモチーフが流行。19世紀、メゾンの工房でも、ヴィクトリア朝を象徴する繊細でロマンティックなデザインのジュエリーが、王侯貴族のために数多く制作されました。バックス & ストラウスの膨大なアーカイブコレクションのなかに、ヴィクトリア女王とアルバート公の愛を称える、2つのハートを繋げたブローチが残されています。人気を博したそのモチーフからインスピレーションを得て再解釈したのが、“ヴィクトリア コレクション”です。華やかな英国のエッセンスをちりばめた、ダイヤモンドジュエリー&ウォッチの深層へご案内しましょう」
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「私たちは英国を愛し、英国とともに歴史を紡いできました。世界で初めて開催された万博といえば、1851年のロンドン万国博覧会。ロンドン万博では、宝飾品が存在感を発揮し、重要な地位を占めていたことをご存じでしょうか。メゾンが手がけたジュエリー作品は、博覧会の公式図録で2ページにわたって紹介されたほど、私たちは著名な出展者として注目を集めました。なかでも出品作品のひとつ、古代オリエントの彫刻に着想したアッシリア様式のブレスレットは、今でもロンドンにある大英博物館に収蔵され、メゾンの功績を伝えています」
万博当時は、1837年から1901年まで63年余りに及ぶ ヴィクトリア女王の治世の只中にあり、英国が“黄金期”と称される繁栄を謳歌していた時代でした。ヴィクトリア朝と呼ばれるこの時代、産業革命を背景に経済は飛躍的な成長を遂げ、英国固有の華麗な伝統と文化が大きく花開きます。富裕層の拡大は宝飾品への需要を押し上げ、ジュエリーは単なる装身具にとどまらず、芸術品としての価値を伴う文化として、洗練を重ねながら豊かに発展していきました。
「ヴィクトリア朝初期は、18歳で即位したヴィクトリア女王がアルバート公と婚約・結婚した、ひときわロマンティックな時代。仲睦まじく9人の子宝にも恵まれた若き女王夫妻の愛の物語は、ジュエリースタイルにも変化をもたらしました。女王が植物を好んだことから、花や葉といった自然モチーフが広く親しまれるようになり、さらにハートや矢、ラブノット(結び目)など、幸運や愛する人への想いを込めたモチーフが流行。19世紀、メゾンの工房でも、ヴィクトリア朝を象徴する繊細でロマンティックなデザインのジュエリーが、王侯貴族のために数多く制作されました。バックス & ストラウスの膨大なアーカイブコレクションのなかに、ヴィクトリア女王とアルバート公の愛を称える、2つのハートを繋げたブローチが残されています。人気を博したそのモチーフからインスピレーションを得て再解釈したのが、“ヴィクトリア コレクション”です。華やかな英国のエッセンスをちりばめた、ダイヤモンドジュエリー&ウォッチの深層へご案内しましょう」
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ヴィクトリア女王の人生は宝石に彩られていました。幼い頃、母・ケント侯爵夫人から、亡き父の遺髪が入ったロケットを授かったヴィクトリア女王にとって、ジュエリーとは愛情と絆を象徴する特別な存在でした。やがてアルバート公と婚約するや、彼の髪の毛をハート型のペンダントに納め、生涯にわたって身につけたといいます。アルバート公は工学や化学から建築、芸術、植物学まで幅広い分野に精通していた人物であり、知性と美意識を兼ね備えた女王専属の“宝飾品デザイナー”でもありました。夫君からの最初の贈り物は、1839年に婚約を記念して女王に捧げた、永遠を象徴するヘビモチーフのリング。それは、ヘビの頭部にヴィクトリア女王の誕生石であるエメラルドを、目には情熱を想起させるルビーを施したもの。この指輪以降、ヘビモチーフが流行したとともに、愛の証として指輪を贈る儀式が一般に広まったのは有名な逸話です。
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ヴィクトリア女王とアルバート公の世紀の愛を讃美する「ヴィクトリア コレクション」より、至高のダイヤモンドウォッチをご紹介しましょう。クリエイションの鍵を握るのは、バックス & ストラウスのヴィクトリア朝時代のアーカイブに残されていた、当時、王侯貴族のブローチ用に考案された重なり合うハートのデザイン。ヴィクトリア女王自身の人生に寄り添った可憐なハートモチーフを、小ぶりなケース上下に向き合うように配した「ミス ヴィクトリア」にご注目を。ケース径18mmという華奢なサイズに、メゾンの真骨頂である “アイデアル カット”を採用した最高級のダイヤモンド196個が、たぐい稀な光彩を放ちます。
ダイヤモンドとエメラルドで出来たパリュール(ティアラやネックレスなどの一揃いのジュエリー)をはじめ、結婚生活を通してアルバート公は、自ら数々のジュエリーデザインを手がけては注文し、女王を輝かせました。そのうえ女王のもとには、歴史的なダイヤモンドが数多く献上されました。とりわけ有名なのは、かつて世界最大と呼ばれた186カラットの「コ・イ・ヌール」。“光の山”を意味する巨大なダイヤモンドは、インドのムガル帝国から献上されて間もなく、1851年のロンドン万博で展示物のハイライトに。その後、アルバート公の命で約105カラットにリカットされたことで、より強く輝くようになり、女王は石をブローチにセットして大切に身につけたといいます。
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一方、文字盤を囲みながら、連結したハートが途切れることのない円を描くのは、「ヴィクトリア プリンセス」。ブレスレットのハートは幾重にも絡み合い、愛の輪を強調します。ローズゴールドモデルには、かつて女王の婚約指輪にも飾られていた宝石、情熱のルビーを44個セット。
“ダイヤモンドを最も美しく見せるための腕時計”を世に送り出す名匠、ヴァルケスはこう語ります。
「私たちのクリエイションは、常にダイヤモンドから始まります。ダイヤモンドや色石それぞれの特性を研究し、ジェムストーンの美しさを最大限に引き出すため、時計デザインの最良の方法を探るのです。“ヴィクトリア コレクション”は時計職人、ダイヤモンド研磨師、宝石職人の卓越した技術が融合した手仕事の芸術そのもの。豪奢なジュエリーに匹敵するなめらかなブレスレットは、エンジニアリングの真髄と言えるでしょう」
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ヴィクトリア女王の人生は宝石に彩られていました。幼い頃、母・ケント侯爵夫人から、亡き父の遺髪が入ったロケットを授かったヴィクトリア女王にとって、ジュエリーとは愛情と絆を象徴する特別な存在でした。やがてアルバート公と婚約するや、彼の髪の毛をハート型のペンダントに納め、生涯にわたって身につけたといいます。アルバート公は工学や化学から建築、芸術、植物学まで幅広い分野に精通していた人物であり、知性と美意識を兼ね備えた女王専属の“宝飾品デザイナー”でもありました。夫君からの最初の贈り物は、1839年に婚約を記念して女王に捧げた、永遠を象徴するヘビモチーフのリング。それは、ヘビの頭部にヴィクトリア女王の誕生石であるエメラルドを、目には情熱を想起させるルビーを施したもの。この指輪以降、ヘビモチーフが流行したとともに、愛の証として指輪を贈る儀式が一般に広まったのは有名な逸話です。
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ダイヤモンドとエメラルドで出来たパリュール(ティアラやネックレスなどの一揃いのジュエリー)をはじめ、結婚生活を通してアルバート公は、自ら数々のジュエリーデザインを手がけては注文し、女王を輝かせました。そのうえ女王のもとには、歴史的なダイヤモンドが数多く献上されました。とりわけ有名なのは、かつて世界最大と呼ばれた186カラットの「コ・イ・ヌール」。“光の山”を意味する巨大なダイヤモンドは、インドのムガル帝国から献上されて間もなく、1851年のロンドン万博で展示物のハイライトに。その後、アルバート公の命で約105カラットにリカットされたことで、より強く輝くようになり、女王は石をブローチにセットして大切に身につけたといいます。
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ヴィクトリア女王とアルバート公の世紀の愛を讃美する「ヴィクトリア コレクション」より、至高のダイヤモンドウォッチをご紹介しましょう。クリエイションの鍵を握るのは、バックス & ストラウスのヴィクトリア朝時代のアーカイブに残されていた、当時、王侯貴族のブローチ用に考案された重なり合うハートのデザイン。ヴィクトリア女王自身の人生に寄り添った可憐なハートモチーフを、小ぶりなケース上下に向き合うように配した「ミス ヴィクトリア」にご注目を。ケース径18mmという華奢なサイズに、メゾンの真骨頂である “アイデアル カット”を採用した最高級のダイヤモンド196個が、たぐい稀な光彩を放ちます。一方、文字盤を囲みながら、連結したハートが途切れることのない円を描くのは、「ヴィクトリア プリンセス」。ブレスレットのハートは幾重にも絡み合い、愛の輪を強調します。ローズゴールドモデルには、かつて女王の婚約指輪にも飾られていた宝石、情熱のルビーを44個セット。
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“ダイヤモンドを最も美しく見せるための腕時計”を世に送り出す名匠、ヴァルケスはこう語ります。
「私たちのクリエイションは、常にダイヤモンドから始まります。ダイヤモンドや色石それぞれの特性を研究し、ジェムストーンの美しさを最大限に引き出すため、時計デザインの最良の方法を探るのです。“ヴィクトリア コレクション”は時計職人、ダイヤモンド研磨師、宝石職人の卓越した技術が融合した手仕事の芸術そのもの。豪奢なジュエリーに匹敵するなめらかなブレスレットは、エンジニアリングの真髄と言えるでしょう」
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